レクチファイヤレギュレータの換装
（２００７年６月１０日）
またかよ！
SRXのアキレス腱であるレクチファイヤレギュレータ、やっぱりだめでした。これまで乗っていたSRXの車体には一度レギュレータが故障したので比較的新しいレギュレータを装着しており、何の問題もなく使えていましたが、今回組み立てたSRXで使用したレギュレータは、部品取り車から外したやつでちょっと古いものだったので、やな予感がしてたんですが、やはりどうもおかしい。エンジンかかってるのにバッテリー端子電圧が１２．９V程度しか上がらない。やっぱりこいつもだめだったか・・・
↓この根性無しめ！
換装するか！
さて、普通なら新品を買うんですが、前回新品を購入して８５００円と目の玉が飛び出たので、なるべく安く上げたい私はヤフオクを物色します。しかしSRX用の新しめのレギュレータが出品されてませんし、このタイプは軒並みけっこう高いです。
それでは、とXJR４００用を検索しますと、こちらはけっこう安いのが出てますんで、こちらを落として換装することにしましょう。XJR400も、XJR４００とXJR４００R用があり、XJR400Rのほうが年式が新しいんで、こちらを３０００円で落札しました。
部品集め
そのままではコネクター形状が違うので、変換ハーネスを製作します。NAP'sで４極と６極のコネクターを購入し、ハーネスを作ります。結局、全部で５０００円程度かかりました。うーん、そんなに安く上がらないなぁ・・・
配線
コネクターの配置をBLKさんのサイトや実車で確認し、下の絵のように配線しました。ケーブルにはコルゲートチューブを被せて保護しました。熱収縮チューブやビニールテープでもOKです。
取付場所検討
さて、XJR用レギュレータは放熱フィンがついていますので、ノーマルの位置には納まりません。ハヤシカスタムさんでも、シート下に取り付けてられます。私は・・・シート下のイグナイタ横のスペースに外部バッテリー接続用のケーブルとコネクタが収まっているので、そこにはなるべくなら付けたくないんです。また、シート下ってあまり放熱が良くない感じがして、もっと外気に触れやすい場所を探してみますと・・・右サイドカバー内ならなんとか納まりそうです。
しかし取付はタイラップ(;´▽｀A``
ちょいと太めのタイラップだから大丈夫だよね。と自分で自分を慰めます。
サイドカバーを装着し、裏から見た状態。コネクターが上方向にあるのがちょっとやです。雨水が溜まりそう。あとでビニテで養生しようと思います。
うまく動きますかな？
実際は固定する前に動作確認は終えておりましたが、エンジンをかけ、バッテリーの端子電圧を測定しますと、１３．６V程度まで上昇しましたので、無事動いているようです。
作っておいてなんですが
正直な話、私は、現在新品で手に入る純正レギュレータ（47X-81960-A1 \8,505)は十分な信頼性を持っていると思っています。装着も純正の位置に余計な変換ハーネスを使わずに収まるので、懐に余裕がある場合は、いや、結局５０００円＋手間暇がかかったのに、タイラップでコネクターを上に向けて装着しちまうくらいなら、懐に余裕が無いとしても、純正新品を使うのが一番の正解だと思います。
参考リンク
キック車にIV型用とかシェルパ用の４端子型レギュレータをつけたケース